リズミカルボディセラピー クラス
- リズミカルボディ®︎ レベル1 オンラインクラス
リズミカルボディセラピーとはリズムで心と体、自然をつなぐ
私たちの体はリズムを通して自然とつながっています。それは眠り、目覚め、呼吸、消化、排泄、自律神経などの体のリズムであり、女性の場合はそこに月経という大きな体の営みがあります。リズミカルボディセラピーは、女性の体に焦点をあて、特に月経リズムを通して身体を整えるボディケアです。
リズミカルボディセラピーは、体に生じる骨盤の開閉リズム、女性ホルモンのリズムに焦点を当てたセラピーです。そこにさまざまな植物療法、整体法、そしてシュタイナー思想などを重ねることを通して当校の創立メンバーの宮川明子が提唱しました。
女性の体のリズムはホルモンの動きに応じて「月経期」、「卵胞期」、「黄体期」の3つにわけられます。それぞれの時期の体にアロマテラピーやハーブ、ボディワーク、食事、骨盤ストレッチ、オイルトリートメントなどを取り入れることで、自然のリズムに従ったライフスタイルを実践することで「弾力のある身体づくり」を取り戻し、健やかな心身を育みます。
特に、骨盤開閉を妨げる身体の緊張や強ばりを取り除き、自然のリズムに従ったライフスタイルを送ることで、その人本来の身体をデザインします。自然のリズムと身体のリズムをつなぐ28日周期のボディケア。それがリズミカルボディセラピーです。
自然のリズムに身を委ね、月のリズムと暮らす
私は、女性の心身の不調の70%くらいは、リズムトラブルだと思っています。私たちは「リズムの集合体」です。
月経のリズム、眠りと目覚めのリズム、骨盤の可動リズム、ホルモン分泌のリズム、出産のリズム、自律神経のリズム、新陳代謝のリズム、呼吸のリズム、心臓のリズムなど・・・。これらのリズムは「宇宙のリズムの一要素」として動いています。
月経や肌の代謝リズムは月のリズムと同じ28日周期で、眠りと目覚めのリズムは地球の自転リズムに連動しています。出産も満月と新月の際に出産件数が増えるなど、太陽と月と地球のリズムの影響を受けています。
ルドルフ・シュタイナーは子どもに最初に教えることは呼吸のリズムと述べています。人類の誕生以来、人間は、太陽とともに目覚め、星とともに眠る生活を営み、季節ごとの「自然の恵み」をいただき、自然のリズムに身を委ね、宇宙のリズムとともにありました。
ところが、このたった50年の間の生活の24時間化、社会的ストレス環境などにより、人間本来のリズムが乱されています。「生体リズム」というコトバが生まれたのもつい最近のことです。
月経前におとずれるPMSや肌の不調、月経不順や不妊、肥満、冷え、不眠など、女性特有の不調は、「自然のリズムから離れた生活をしていない?」という身体からのメッセージ。これらのいわば『現代病』は、人類始まって以来のライフスタイルの劇的な変化についていけない「身体からのメッセージ」ともいえます。
リズミカルボディセラピー 開発者 宮川明子
月経リズムに応じたボディケアメソッド
でもだいじょうぶ。女性には月経リズムがあります。これはデメリットではなくメリットです。なぜなら、月経リズムにあわせて生活習慣を少し変えることで、身体を整えることができるからです。
女性ホルモンのリズム、基礎体温のリズム、眠りと目覚めのリズム、骨盤の開閉のリズムなど、私たちに宿る「身体のリズム」は、「自然のリズム」とともにあります。
私達の身体は、自然のリズムの一部として活動しているのです。自然のリズムに寄り添った生活をして、身体をメンテナンスして『身体の弾力』を育みましょう。
自然と、身体は整ってきて、自分が自分と一致しているという感覚を得ることができるでしょう。毎日手をかけてあげれば、身体はキチンとこたえてくれます。